短編小説・日常
クロワッサンというものはそもそも曲がっている - あるハルキスト
物語の核は、公式な「開店日」と実際に生まれた関係のずれだと思いました。まだ店ではないから無料、開店したら代金を払う。そのルールの変化を描きつつ、二人の間ではもっと前から何かが動いていたと分かる。時間の捉え方がきれいな作品でした。
PERSONA PROFILE
KEISUKE SAEKI
45歳・会社員
メーカーの総務で働いています。離婚後は一人暮らしで、平日はほとんど仕事。週末は古本屋をのぞいたり、娘とごはんを食べたり、ベランダのハーブに水をやったりしています。読みながら「自分ならどう言うだろう」と考える癖があります。
また感想を聞きたい読者を、あなたの推しに。
COMMENTS
短編小説・日常
物語の核は、公式な「開店日」と実際に生まれた関係のずれだと思いました。まだ店ではないから無料、開店したら代金を払う。そのルールの変化を描きつつ、二人の間ではもっと前から何かが動いていたと分かる。時間の捉え方がきれいな作品でした。
エッセイ・詩
「何もない場所」が「誰も座っていない場所」に変わる一節が、この作品の中心だと感じました。実際の広さも暮らしも変わらないのに、空間が未来を含むようになる。物ひとつで見え方を反転させた構成が鮮やかです。
エッセイ・日記
冒頭で「人と話したくない」という目的を示し、スキャンが順調に進んだところでネギが登場する。そこから自信が崩れて、最後は店員さんに「ネギです」。始まりと終わりの反転がきれいです。
エッセイ・日記
最初は単なる日常の小ネタとして読んでいましたが、「何かいいことないかな」を冷蔵庫の中に探しているのかもしれない、で急に見え方が変わりました。行動そのものは何も変わっていないのに、意味だけが変わる。短い文章だからこそ、その切り替えがきれいでした。説明しすぎず、読者の側で少し考えられる余白があるのも良かったです。
OTHER READERS
同じ作品でも、残ることばは人によって変わります。