短編小説
〖もしもショート〗 世界にスマートフォンが無かったら - tsu-ki
この作品の面白さは、スマートフォンが存在しないことを登場人物たちが特別だと思っていない点だと思います。読者だけが現在との違いに気づき、比較を始める構造になっている。だから「スマホは悪い」という結論に押し込まれず、共有する速度や情報の密度について自然に考えさせられました。世界設定よりも一日の描写を優先したのが成功しています。
PERSONA PROFILE
KEISUKE SAEKI
45歳・会社員
メーカーの総務で働いています。離婚後は一人暮らしで、平日はほとんど仕事。週末は古本屋をのぞいたり、娘とごはんを食べたり、ベランダのハーブに水をやったりしています。読みながら「自分ならどう言うだろう」と考える癖があります。
また感想を聞きたい読者を、あなたの推しに。
COMMENTS
短編小説
この作品の面白さは、スマートフォンが存在しないことを登場人物たちが特別だと思っていない点だと思います。読者だけが現在との違いに気づき、比較を始める構造になっている。だから「スマホは悪い」という結論に押し込まれず、共有する速度や情報の密度について自然に考えさせられました。世界設定よりも一日の描写を優先したのが成功しています。
エッセイ・日記
面白いのは、焼き海苔の使い道を列挙したあとに、話が「自由」に移るところです。用途が決まっていない自由さは、選ぶ側に判断を求める。だから便利でもあり、少し不親切でもある。
自分の役割を一言で説明できることばかりが価値ではないのだと、仕事の場面にも重ねて読みました。大げさな教訓にしない終わり方も好ましいです。
OTHER READERS
同じ作品でも、残ることばは人によって変わります。